越智インターナショナルバレエは、1949年に中部地方で本格的なクラシックバレエの伝統を確立し、以って文化芸術の振興に寄与するという遠大な理想を掲げて創設されました。それ以来、ただ前進あるのみと、60年以上の長い年月をかけ、舞台創造の歴史を作ってまいりました。
しかしながら平成28年4月14日、創立者であり、代表であった越智 實先生が享年91歳をもって永眠されました。先生は常に、1回でも多く舞台を踏む事がバレリーナとして上達する、という信念をお持ちでした。そして、雨の日も雪の日も、台風の日さえ一度たりとも休演した事はありませんでした。また、バレエという芸術は子々孫々に至るまで継承されていく文化遺産であるとも申されていました。
私達は先生の御遺志を引き継ぎ、日々新たな気持ちでバレエに対する情熱を捧げて参ります。そして、更なるクラシックバレエの普及と芸術性の高い本物の舞台創造を通して、文化芸術の発展に邁進する所存です。
越智インターナショナルバレエの今後にご理解とご支援をいただけましたら幸いです。併せて、これからも宜しくお願い申し上げます。
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