「世界に通用するバレエとダンサーの育成」を目標とし、創立当初からオーケストラの演奏による自主公演を行い、名古屋のバレエ団としてはいち早く東京、大阪での自主公演も実施。バレエの本場・ロシアへの研修、ヴァルナ国際バレエコンクールに片道1週間かけ参加するなど、世界的な視野で活動。越智 實がコンクールにおける振付を創作、門下・深川 秀夫を国際コンクールに入賞させ、世界的なダンサーに成長させる。ソィリー・アルボラ、レオ・アフォーネンをゲストに自主公演を行うなど、世界的なダンサーを日本に紹介する。
1955年「ペトルウシュカ」
1970年ヴァルナ国際コンクール第2位の深川秀夫(左)、左から2番目は第1位のエバ・エフドキモア(米)
1949年創立
第1回発表会を開催(会場:名古屋市公会堂 演奏:名古屋フィルハーモニー交響楽団「白鳥の湖」第二幕、「コッペリア」のディベルティスマンほか)。
以後、第5回発表会までをオーケストラによる演奏で開催。
1950年越智 実バレエアカデミィと改称。全国コンクール(第一部)第3位入賞(深川秀夫・市川節子)。
1956年東京初出演。(全国合同)オルフェ
1958年全国コンクール(第二部)第2位入賞(菅野 英世・木下 晶文)。
1962年大阪初出演。(全国合同)アダムとイブ
1963年全国舞踏コンクール(第一部)第3位入賞(深川 秀夫・市川 節子)。
1965年東京で初の自主公演「白鳥物語」ほか。
ヴァルナ国際バレエコンクール銅メダル受賞(深川 秀夫)。
1969年創立20周年記念公演。(ブルガリアのベラ・キーロワ、コンスタンチン・ダミアノフ招聘、ゲスト:森下 洋子)
ソビエト政府主催 第1回モスクワ国際バレエコンクール第2位銀メダル受賞(深川 秀夫)。
1970年ブルガリア政府主催 第5回ヴァルナ国際バレエコンクール第2位入賞(深川 秀夫)。
1972年名古屋市民会館開館記念公演「ペトルウシュカ」。演出・振付・主演 越智 實
1973年創立25周年記念公演「白鳥の湖」。ゲスト:イルディコ・ポンゴル(ハンガリー国立ブタペストバレエ団)