「本格的なクラシックバレエの伝統を確立し、以って芸術文化の振興に貢献する」ことをプリンシプルとして名古屋・愛知・岐阜・三重を拠点に展開する【越智インターナショナルバレエ】

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越智 實(おち みのる)プロフィール

公益社団法人 日本バレエ協会中部支部 支部長
愛知芸術文化協会 副理事長
名古屋洋舞家協議会 会長
三重県バレエ・モダンダンス協会 会長

白系ロシア人のニコライ・ヨシコフにバレエの手解きを受ける。
戦後、東勇作の門下で日劇バレエ科専任教授 小池博子に師事。

1949年
名古屋に小池女史を講師として招き、中京バレエ研究会を主宰。第1回発表会を開催。

1950年
越智 実 バレエアカデミィとなる。

1960年
モスクワ・レニングラードを初訪問。

当初より「本格的なクラシックバレエの創造」を目指し、ロシア、ヨーロッパを何度も訪れ、伝統的なバレエを学ぶとともに、門下生を伴いコンクールに出場。門下の深川 秀夫が17歳で1965年に第2回ヴァルナ国際バレエコンクールにおいて「日本人として初参加・銅メダル受賞(越智 實振付)」を果たす。
以後も1969年第1回モスクワ国際バレエコンクール第2位、1970年第5回ヴァルナ国際バレエコンクール第2位(ともに深川 秀夫)など入賞、世界のバレエ界を驚かせる。

1969年
創立20周年記念公演。(ブルガリアのベラ・キーロワ、コンスタンチン・ダミアノフ招聘、ゲスト:森下洋子)

1975年より クラシックバレエの普及活動として「名古屋市青少年のための芸術劇場」をプロデュース。

1975年
ソビエト文化省の派遣により全ソ連邦人民芸術家、国立モスクワ芸術劇場バレエ団プリマバレリーナ、ビオレッタ・ボーフト女史を専任教授として招聘。

1978年
市民の劇場 バレエ「白鳥の湖」全4幕上演(演出・振付)。

1989年
モンゴル人民共和国との文化交流の貢献により日本国外務大臣より感謝状と銀盃を授与。
バレエ芸術活動の貢献により「愛知県教育文化功労賞」を受賞。

バレエ団の自主公演以外にも多くの公演を手掛け、中部地方におけるクラシックバレエの普及に尽力。また、70年代以降、世界との交流をさらに深め、世界で活躍するダンサーをバレエ団の公演に招聘するとともに、本場のバレエを学ぶという考えによりロシアから常駐専任講師を招く。

1991年
第1回中部日本バレエコンクールを創設。(現在の全国バレエコンクールin Nagoya)
「ジゼル」全幕の演出・振付を手がけ「名古屋市民芸術祭賞1991」を受賞。

1995年
名古屋市芸術特賞を受賞。

1996年
ウクライナバレエアカデミィより「芸術名誉教授」の称号を授与。
平成7年度愛知県条例による知事表彰「文化功労賞」を受賞。

1997年
ロシアの家より「セルゲイ・ディアギレフ賞」を受賞。

1950年「白鳥の湖」王子役 1999年アーツプラン21、文化庁芸術創造特別支援「21世紀公演」の「一角仙人」国王役 2001年モスクワ国際バレエコンクール グリゴロビッチ、レペシンスカヤ、アスィルムラートワとともに

2001年
地域文化に尽力した功績により、「平成13年度文部科学大臣表彰」を受ける。

2003年
「ラ・バヤデール」全幕の芸術監督を務め「名古屋市民芸術祭賞2003」を受賞。

2004年
平成16年度「第30回橘秋子賞功労賞」を受賞。

2006年
越智 實門下出身の各バレエ団、16団体400名が集い傘寿を記念し、「越智 實 傘寿祝賀バレエコンサート」が開催される。

2008年
「新・白鳥の湖」全幕をプロデュース。

2009年
20支部400名が集い創立60周年記念「越智インターナショナルバレエ・アカデミィ合同フェスティバル」を開催。
創立60周年記念公演「ドン・キホーテ」全幕において芸術監督を務める。

2010年
あいちトリエンナーレ2010祝祭ウィーク共催事業「ジゼル」全幕の芸術監督を務める。
第四十三回東海テレビ文化賞を受賞。

2011年
日本・ウクライナ国交20周年記念「ラ・バヤデール」全3幕5場の芸術監督を務める。

2012年
ANET愛知芸術文化協会より長年の功績により「感謝状」を授与。
「眠れる森の美女」プロローグ付全3幕の芸術監督を務める。

世界の巨匠を招聘し外国人のみの審査で行うコンクールの創設、また「名古屋市子どものための巡回劇場」など、地域のバレエ文化に貢献。多くの門下生を世界中に輩出し、現在に至る。

審査員をした主なコンクール

1981年よりソ連文化省主催モスクワ国際バレエコンクール、1983年よりブルガリア文化省主催ヴァルナ国際バレエコンクールの日本代表審査員を長きにわたり務める。
キエフ国際バレエコンクールの日本代表審査員、こうべ全国舞踊コンクールバレエ部門決戦、全国舞踊コンクール バレエ部門第一、第二部ほか多数。