前田(越智)久美子の才能を見出し育成。国際コンクールに数々入賞し、アメリカ、ソビエト、ブルガリア、ハンガリーのバレエ団にもゲスト主演するなど、世界規模で活躍。バレエ団としても大きく成長し、「白鳥の湖」「ジゼル」「くるみ割り人形」ほかグランドバレエを毎年上演するとともに、越智 實演出・振付による創作バレエも上演。また越智 實は国内はもちろん、海外のコンクールにも日本代表審査員として招聘される。アカデミィに専任講師としてオルガ・レペシンスカヤ(ボリショイ劇場)、エレーナ・ポタポーワ(キエフバレエ団)ほか多数を招聘。
1977年 モスクワバレエコンクール(ボリショイ劇場)
1988年 第1回目のシーズン公演「くるみ割り人形」リナート・イマエフと
1974年キューバ政府主催「世界バレエフェスティバル」に日本代表として出演(越智・小山・前田・藤木)。
1975年越智インターナショナルバレエと改称。
ソビエト文化省の派遣により全ソ連邦人民芸術家、国立モスクワ芸術劇場バレエ団プリマバレリーナ、ビオレッタ・ボーフト女史を専任教授として招聘。
1976年日本人初の「アンナ・パブロワ賞」をパリ国際舞踊大学々長セルジュ・リファール氏より受賞(前田久美子)。
第8回ヴァルナ国際バレエコンクール 組織委員会より「特別賞」を受賞(前田久美子)。
1977年第3回モスクワ国際バレエコンクールにて「第3位銅メダル」(前田久美子)
1978年創立30周年記念公演「チャイコフスキー3大バレエの夕」。(ゲスト:ルボミール・カフカ=78年ヴァルナ国際バレエコンクール金賞)
1979年愛知県芸術文化選奨文化賞を越智インターナショナルバレエが受賞。
国際児童年記念 世界と日本のこども展の開会式に皇太子殿下と美智子妃殿下(当時)を迎えてジュニアクラスが出演。
ソビエト文化省の招聘で前田 久美子が日本人として初めてソビエト国立バレエ団を背景にモスクワ、ミンスクほかで主役を踊る。
1980年アンナ・パブロワ没後50年に因み、パリ国際舞踊大学より「パブロワ記念」の称号、タイトルを授与。「パブロワ・ニジンスキー記念越智インターナショナルバレエ」となる。
1981年より ソ連文化省主催モスクワ国際バレエコンクールに越智 實が日本代表審査員として招かれる。
1981年第1回オールスターバレエ、ガラ・パフォーマンスをジュラ・ハランゴゾー(ブタペスト国立バレエ)を招き、東京・名古屋・大阪で開催。
1983年より 越智 實が東京新聞主催・全国舞踊コンクールバレエ部門第一、第二部の審査員となる。
1983年ブルガリア文化省主催ヴァルナ国際バレエコンクールに越智 實が日本代表審査員として招かれる。
1984年第1回の新人公演を開催。(現在の「バレエ21世紀公演」フレッシュバレリーナフェスティバル)
1986年越智 實バレエライフ40周年記念公演「ジゼル」全幕。
指導:イリーナ・コルパコワ(キーロフバレエ プリマバレリーナ)
ジゼル:越智 久美子
アルブレヒト:ガーボル・ケベハジ
1987年文化庁芸術祭参加「ジゼル」全幕 東京公演。
1987年「ジゼル」全幕 東京公演 故 高円宮殿下、同妃殿下を迎えて
1993年「白鳥の湖」全幕 ウラジーミル・マラーホフと
1988年クリスマスシーズンに「くるみ割り人形」の公演を実施。王子:リナート・イマエフ(ヴァルナ国際バレエコンクール金賞)。以降、名古屋のクリスマスの風物詩として定着。
越智 實、越智 久美子が第1回外務省芸術文化使節として訪蒙、越智 久美子は国立モンゴルバレエ団を背景に「白鳥の湖」、「ジゼル」を主演。
1989年越智 實にモンゴル人民共和国との文化交流の貢献により日本国外務大臣より感謝状と銀盃が贈られる。
越智 實がバレエの芸術活動の貢献により愛知県教育文化功労賞を受賞。